続・左目の異変
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どもども、左目がサイボーグになった尾西です(・_◎)ノ
前回に続き網膜剥離の手術、その後のお話をさせて頂きます。
手術担当の先生の
「はい、終わり!じゃあ、右下で」
という言葉で手術は終わりました。
眼帯をされて部屋まで車椅子を押されて戻ってくるまで
(右下?右下って何のことだろう?)
ずっと考えていたのですが部屋につくと、すぐに意味を理解しました。
ベッドに横になるときに看護師さんに
「じゃあ右半身が下になるようにして安静にしてて下さい」
と言われたので言われた通りの姿勢を取りました。
いつまで、横向きをしてればいいのか訊ねてみると
「許可が出るまでは基本ずっとこの姿勢でいてください」
とのことでした。
聞けば、3,4日で許可が出て楽な姿勢を取れるようになる人もいれば
1週間以上も許可が出ない場合もあるとか・・・
何でも網膜剥離の治療は、剥がれた網膜をレーザーで貼り付けたあと目の中に
浮力のあるガスを入れるんだそうです。
で、ガスの浮力で、貼り付けた網膜がまた安定して貼りつくまで押さえつけると
こういうわけです。
人によっては手術後うつ伏せ状態をとる場合もあるそうですが
僕の場合は目の左上が剥がれていたので右を下にして左側を押さえつける
形になりました。
僕がいたベッドでは右を下にした姿勢ではテレビが背中側にくるように置いてありました。
ちょうどワールドカップ期間だったのですが、この姿勢維持の為一切テレビをみることが
出来ませんでした・・・orz
他につらかったことと言えばトイレですね。
歩いたりする振動すら良くないということで、トイレに行く際は
看護師さんを呼んで車椅子で連れて行ってもらっておりました。
ただ、トイレは病室のまん前だったので移動距離がとにかく短い!
用を足して、車椅子に座って180°ターンをしたらもうベッドの前って
言うくらいの距離。
この距離を毎度毎度、ナースコールで看護師さんに来てもらって運んでもらうのが
申し訳なくてしかたがなかったです。
・・・四日目くらいから、もう看護師さん呼ばずに勝手にトイレ行ってたんですけどね。
自分の体のことでの入院なんで、自由気ままに出来るわけは当然ないんですけど
何かと制限のある不便な生活を1週間ちょっと送っておりました。
退院出来て、目もみえる様になって本当に良かったです。
網膜剥離以外にも目の病気は色々ありますが発見が早ければ、
現代の医療技術なら殆ど治るそうです。
ほっとけば当然手遅れになりますので、目だけの事ではないですが
異常を感じたら、早めに病院で診てもらいましょう。